2018年1月1日月曜日

空気投げ研究

『自他接近した場合、自体のどこへも触れずに、相手を倒したい。』

これを理想に本気で技を研究した柔道家がいました。

三船久蔵(1883年~1965年)

講道館柔道創始者の嘉納治五郎と『理論の嘉納、実践の三船』と並び称され、

「名人」「柔道の神様」

とまで言われた柔道家。講道館柔道十段。

今このように考えて技を研究している柔道家がいるでしょうか?

「柔道の神様」が理想を求めて発明したのが『空気投げ』です。
この技は、相手に足、腰、背中をふれず、体捌きによって見事に投げ倒す技です。
正式名称は『隅落(すみおとし)』

映像で見たこの技の不思議さと、三船十段の技を探求する姿勢に感銘を受け、わたしの空気投げ研究が始まりました。

空気投げ研究家 田島大義